悲しい報告の電話!
先日のことです
管理会社から退去のお知らせの連絡がありました。
この部屋、今年の5月に入居です。
入居者さんのスペックはというと
この春に高校を卒業して、4月から旭川の専門学校に進学するかたです。
実家は旭川から車で1時間ほどの場所にあり、そこから学校へ通うのは大変だとの理由での入居です。
初めての1人暮らしですね。
専門学校に通い自分の夢を叶えようと頑張る学生さんとのことなので、
私も応援の意味も込めて、家賃を当初よりも6,000円値下げしました。
私が出来る細やかな社会貢献だとの想いです。
コロナの影響で通学が始まるのがゴールデンウィーク明けとのことなので、引っ越しはゴールデンウィーク中にする予定とのこと。
実際の入居は5月の中旬です。
私は学生さんの夢を応援する想いもあり家賃を5月分を無料にしました。
私が出来る細やかな社会貢献です。
ですが、9月頃です。
アパートの巡回しに行くと、この学生さんの部屋の郵便受けにタウン情報誌やダイレクトメールが郵便受けに大量に溜まっている事に気が付きます。
たまたま居たお隣さんに尋ねると、最近あまり見かけなくなったそうです。
きっとその頃にはもう実家に帰っていたのではないでしょうか?
夏休みに実家に帰えったことで
地元が恋しくなってしまったと思います。
知らんけど。
きっと実家の両親がせっかく入学して入った専門学校をたった半年で辞めてしまっては、勿体ないと、
まだやり直せると説得していたのでしょう?
知らんけど。
9月、10月、11月となり
退去の連絡。
12月どこかで退去だそうです。
計算します。
入居期間5月から12月
12月は半月と仮定して考えます
5月は無料なので
家賃を頂いたのは
6.7.8.9.10.11月12月は半月分。
トータル6ヶ月半です。
そこから入居時に管理会社に広告料を
3ヶ月分支払ってます。
これパターンだと直ぐに次の入居者が決まってもまた広告料を3ヶ月分支払うと
私がこの部屋から頂く家賃は計算上
たった半月分になります。
世間のサラリーマンの1ヶ月のお小遣いよりも少ない額です。
世間のサラリーマンの小遣いがいくらかは
知らんけど。
私の学生さんの夢を応援しようとの想いは
はかなく砕け散りました。
結局なんの社会貢献にもなりませんでした。
知らんけど。
まぁ、人生、山あり谷ありです。
この学生さんも地元のほうが、のびのびした良い人生が歩めるかも知れませんし。
まだ決まってませんが今度の入居者さんには本当の意味の社会貢献になるようになって欲しいです。